2012年3月25日日曜日

(超重要)動画と報道まとめ(NHKと共同通信以外、主要5社は報道せず)4号機使用済み核燃料プールの燃料取り出し、一層透明度が低くなり、現状では不可能なことが明らかに。 | Portirland



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これ、ベタ記事ではなくて、1面になってもおかしくないような記事です。
一番重要な、4号機の使用済み核燃料プールの燃料の話が取り出せません。現状は、透明度が低下しており、取り出し作業は不可能です。
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プール内の調査映像について掲載日2012年3月16日

使用済燃料プール(2mの木片? 16秒)

使用済燃料プール(瓦礫など 6分40秒)

(福島第一4号機 原子炉ウェル底部の調査映像 42秒)

(福島第一4号機 原子炉底部における制御棒駆動機構CRDハウジング上部 26秒)

NHK

東京電力福島第一原子力発電所の事故で建屋で水素爆発が起きた4号機の原子炉に、初めて水中カメラを入れて調査したところ、爆発で散乱したとみられるがれきが底に沈んでいる様子や、水に浮遊物が大量に漂っている状況が確認されました。

事故のときに定期検査中だった4号機では、原子炉の上ぶたが開いたままになっていて、東京電力は15日、原子炉に事故後初めて水中カメラを入れ、中の状況を調査しました。

カメラを原子炉の上からおよそ20メートルほど下ろして調べたところ、水素爆発で散乱したとみられる板状の2枚のがれきが底に沈んでいるのが確認されました。

また、水には白いほこりのように映る浮遊物が大量に漂っている状況も見ることができました。

一方、先月に引き続き行われた燃料プールの16日までの調査では、5メートルほどあった視界が1メートルほどに短くなっていて、原子炉と同じく浮遊物が大量に見られたということです。

4号機では、原子炉の隣りの燃料プールに、福島第一原発で最も多い1535本の燃料があり、来年12月までに最初に燃料を取り出し始め、敷地内の施設に一時的に保管することにしています。

東京電力は「浮遊物によって水が濁った可能性がある。来年から燃料を取り出す際には、透明度が7メートルほど必要で、浮遊物が発生した原因について調べる必要がある」と話しています。

共同通信


ニュージャージー州の3で購入する"コア24× 500フィートのボンド紙

2012/03/16 20:19 共同通信

 東京電力は15日福島第1原発4号機の使用済み燃料プールにカメラを入れて調査した結果、およそ1カ月前は約5メートル先が見えたが、約1メートルまでしか見えない状態になり、透明度が悪化した可能性があると発表した。課題となっている燃料の取り出しには7メートル程度の透明度が必要いい、東電は今後、水中を移動できるカメラで詳しく調べ、対策を検討する。

 燃料の冷却に問題はないというが、透明度の悪化について東電は「藻の繁殖や浮遊物の影響で濁ったのか、カメラの問題なのかは分からない」としている。

 東電は東日本大震災時に燃料が入っていなかった4号機の原子炉圧力容器にも事故後初めてカメラを入れ、内部を満たした水の底にがれきが落ちているのを確認した。当時4号機は定期検査中で圧力容器のふたが開いており、水素爆発で崩落した建屋のコンクリート片などが入ったとみられる。


NHKと共同通信が、一番重要な事を報道していることが、下記の5社を見れば分かります。
細かい点では、建屋のコンクリート片などとなっており、実際は木片などがあります。

産経新聞

2012.3.16 21:36 産経新聞

 東京電力は16日、福島第1原発4号機の原子炉圧力容器内部と、燃料貯蔵プールを撮影した映像を公開した。圧力容器内部の様子が公開されるのは初めて。

 水中カメラを沈めて15日に撮影した圧力容器の底部には、板のようながれきが複数落ちていた圧力容器の上蓋付近にも、板のようながれきがひっかかっていたが、原子炉そのものに目立った損傷はなかった。4号機は事故当時、定期検査中で圧力容器の蓋が開いており、水素爆発の影響でがれきが落下したとみられる。
 また、東電は、燃料貯蔵プールを水中ロボットで16日に撮影した映像も公開。プール内は白っぽい浮遊物が多く、視界は1メートル程度と悪かったが、燃料が保管されているラック上部に細かいがれきが散乱していた。東電は、19日からプール全域に調査範囲を拡大し、詳しく状況を調べる。


毎日新聞

毎日新聞 2012年3月17日 東京朝刊 


ここで、iは、オレゴン州で購入するスピナーバイクを見つけることができます

 東京電力は16日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プール内部の映像を公開した。19日から3日間、核燃料(長さ4メートル、縦横各13センチ)の取り出しの障害となるがれきの分布を把握する計画で、それに使用する専用の水中カメラを試行した。

 映像は15~16日に撮影され、水中は白く濁っており視界は1メートルほどしかない。燃料棒の上部には細かいがれきが積もっていたり、原子炉建屋の天井の一部とみられる板が数枚重なっていた。また、4号機の圧力容器の底部の様子を映し出した映像が初めて公開された。

 4号機の使用済み核燃料プールには1535本が保管されている。圧力容器内には核燃料はない。事故を起こした1~4号機の中では最も早い13年末から核燃料が取り出される予定。

 東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「19日からの作業は、1年半近い核燃料取り出し工程の第一歩になる」と語った。【神保圭作】

下記の新聞社よりはマシですが、共同通信のように、燃料取り出し作業に支障があるとの記述がないですね。

他社はもう論外です。

朝日新聞

2012年3月17日0時4分 朝日新聞

 東京電力は16日、福島第一原発4号機の原子炉の映像を初めて公開した。事故当時、4号機は定期検査で停止中で、核燃料はすべて使用済み燃料プールに移されていて空だった。中には爆発で板のようなものが落ちていた。
 調査は15日に実施。事故後初めて水中カメラを原子炉の底まで約20メートル沈めて調べた原子炉の底や圧力容器のふたをのせる部分に長さが最大約2メートルの板や、コンクリート片とみられる小さながれきが落ちていた。

 東電原子力・立地本部の松本純一本部長代理は「がれきなどは予想したほど落ちてはいなかった」と話した。圧力容器の底に使用済みの制御棒を保管する予定で、来年末の使用済み燃料の取り出しに向けて、がれきを撤去する予定だ。



讀賣新聞

(2012年3月17日17時24分 読売新聞)

 東京電力は16日、福島第一原子力発電所4号機で、原子炉圧力容器の内部を撮影した画像を初めて公開した。


どのようにスパの手順を構築する
 来年末までに圧力容器と隣り合う一時貯蔵プールから使用済み燃料の回収を始める方針で、15~16日に圧力容器とプールに水中カメラを入れ、原子炉建屋の水素爆発で発生したがれきの散乱状況を調査した。

 その結果、直径約5・6メートル、深さ約18メートルの圧力容器の底部に、がれきが落下していることを確認した。

 中にがれきがあるのは、事故時に定期検査中で、圧力容器のフタが開いていたため。核燃料や制御棒なども取り出されていた。使用済み燃料の回収に先立ち、プール内に保管している制御棒などを圧力容器側に移す作業が必要だが、がれきは比較的少量で、大きな障害にはならないという。

(2012年3月17日17時24分  読売新聞)


時事通信が最低でした。

(2012/03/16-21:47) 時事通信

 東京電力は16日、福島第1原発4号機原子炉建屋内の使用済み燃料プールを遠隔操作の水中探査機で撮影した映像を公開した。同日撮影された映像では、2月撮影の際と同様に燃料に大きな損傷はなかったが、燃料を機械で引き上げるハンドル部付近に細かいがれきが散乱していた。

 東電は19日から3日間、水中探査機でプール内部全体を調べ、散乱したがれきの「地図」を作成。水中掃除機などで除去し、燃料を取り出せるようにする方針。



共同通信以外、一番大事な、透明度の話がありません。
使用済核燃料プールの核燃料取出しが最も重要なのに、報道しないとは酷いです。

共同通信が報道しなければ、メディアスクラムが完成していました。

 東京電力は16日、福島第1原発4号機原子炉建屋内の使用済み燃料プールを遠隔操作の水



小出裕章
もう見ていただいて分かるように
ここにプールがあって
その底に使用済み燃料がたくさん溜まっている
もしこれから大きな余震でも起きて
ここの壁が崩壊するようになれば
プールの水が抜けてしまいますので
使用済みの燃料を冷やすことができなくなる
そうするとどんどん更に溶けてしまうということになって
使用済み燃料がたぶん全て溶けてしまうだろうと思います
そうなると使用済み燃料の中に含まれていた膨大な放射能が
何の防壁もないここから外に噴き出してきてしまう

<地震が来ない内に使用済み燃料を抜き出して>
<横にプールでも造って移せばいいんじゃないですか>


ところが使用済み燃料を空中に吊り上げるようなことをすると
使用済み燃料から膨大な放射線が飛び出してきていますので
周辺の人達はもう死んでしまうしかないというくらいの強い

オペレーションフロアの上に
巨大なクレーンのようなものが見えます
これがクレーンで
実は巨大な容器を吊り上げたり
吊り降ろしたりするためのクレーンなんですが
もうこの建屋自身がもう爆発で吹き飛んでしまっていますから
もうこのクレーンすらが使えない

やらなければいけないことはたくさんあって
まずは使用済み燃料プールの中に崩れ落ちてしまっている
瓦礫などをどけなければいけない
そしてどけた後に巨大な容器を沈められるように
何らかのクレーンのようなものを
現場で動かせるようにしなければいけない
外から巨大なクレーンで吊るということができるでしょうから
その準備をする
そして沈めて
もうたぶん何がしか壊れているであろう使用済み燃料を
巨大な容器に入れて
それをまた外に吊り上げるということをやらなければいけない
ただそういうことを全部やろうとすると
たぶん何年という単位が必要になるだろうと思います

<その何年という間に建物を壊すような地震が来たら>

おしまいです

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ドイツZDFの今日のニュースでも全く同じことが報じられていました。

なかゆきてる氏に会いました。
原子力技術者と核エネルギーの専門家併せて80人が彼の下で作業しています。
彼に「掌握はできていますか」と尋ねると
「それは東京電力と政府が言っていることです。
全ては安定しているとのことです。
しかしあの中にいる人達は信じていません。
4号機の使用済み燃料プールには1300本以上の使用済み燃料棒があります。
その上、使用前のものもたくさん貯蔵されています。
また強い地震が来たら建屋が崩壊する可能性もあります。
もしそうなると新たな連鎖反応が起こるかと考えます」

崩れ落ちた原発の周辺地域で今後再び強い地震が起きる可能性も
地震の専門家らによって指摘されています。
もしその時に破壊された原発が崩壊するようなことがあれば、
我々がその現状を既に知っているように
日本にとっては終わりを意味するでしょう。  


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